青い小さな約束
作詞・作曲・編曲 portown
――これは、ある二人の物語。
[つづみ]
降られた雨に浮かぶ感情 あの日の記憶(遠く)
強気な君が見せた涙を覚えてる
[ささら]
壊れた日常と突き付けられた道(選ぶ)
僕は旅立ち 君は残った
[二人]道は分かたれた
ああ 後悔なんてもう 散々したから
あのとき願った力 手にして
[ささら]
青いイヤリング 誓う
――いつか、一緒に――
そんな些細な願いは
あの日、村とともに瓦礫となった。
[ささら]
ふと蘇る君の思い出 疼く傷跡(あの日)
無邪気なころの君の約束 覚えてる
[つづみ]
倒れた人たちを見捨てられなかった(そうさ)
僕は嘆いた 君は怒った
[二人]二人傷付いた
ああ 間違いなんてこと 言いたくないから
最高の結果にするんだ
僕も 君も
――僕は、村の復興のために残った。
君は、元凶を討たんと旅立った。
村を思う気持ちは同じはずなのに、
僕らの道は分かれてしまった。
喧嘩別れのようになってしまったことは後悔しているけれど、
それでも、僕にはこれしかできないから。
[ささら]負けない力
[つづみ]守れる力
[二人]似ているようで違う僕ら
――外の世界で、僕の弱さと青さを知った。
それでもなんとか、胸を張れるくらいにはなって。
久しぶりに戻ってみれば、そこに君の姿はなく。
立派になった村と、君の名が彫られた石と。
青いイヤリングだけが、残されていた。
[ささら]
もう迷わない 君のぶんまで
[二人]
ああ 後悔なんてもう 散々したから
この足は止めない そうさ ずっと
ああ 奇跡だなんてもの 僕らにはいらない
何度だってこの絆で前を向くから
[ささら] 青いイヤリング
[二人]君と
――僕らはずっと、一緒だから。
――僕の旅は、まだ終わらない。